古物商の許可がないリサイクルショップは危ない?

なぜ古物商の許可を持っていないリサイクルショップを利用することは危険なのでしょうか?
まず、古物商とは、古物営業法に規定される古物(中古品および転売を目的とした新品)を、業として売買または交換する業者・個人のことを言います。

古物の売買においては盗品が混入することが多く、これを放置しておくと、結果的に犯罪の手助けすることになります。

それを防ぐために、古物を取り扱う営業を許可制とし、営業者に対して様々な義務を課しています。
古物とは下記のようなものになります。

(1) 一度使用された物品

(2) 使用されない物品で、使用のために取引されたもの。

(3) これらの物品に幾分の手入れをしたもの。
そして、これらの古物を扱う古物営業とは下記のようなことです。

(1) 古物を自ら売買、交換する営業。

(2) 他人から委託を受けて、古物を売買、交換する営業。

 

ただし、古物の買取りを行なわず、古物を売却することのみを行なう場合は、古物営業から除かれます。

そして、古物商として営業するには許可申請が必要です。

 

許可申請書は、営業所(または住所、居所)の所在地の所轄警察署の生活安全担当課を窓口として、公安委員会あてに提出することになります。

提出書類の中には自分が禁治産者でないことの証明書(法務局で取得)などがあり、揃えるは大変です。

また、許可がおりるまでには、1ヵ月半くらいかかります。

 

古物営業を行なうには、取引相手の確認義務、不正品の申告義務、帳簿等への記録義務といった防犯三大義務を果たさねばなりません。

また、これ以外にも、名貸しの禁止、営業場所の制限、許可標識の掲出義務などがあり、これらに違反すると行政処分を受けることがあります。

 
上記説明のように、古物商の許可と言うのは非常に重要で、大切なものです。

ここを怠る、もしくは許可がないリサイクルショップで商品の売買を行うと言うことは、知らず知らずのうちに犯罪の片棒を担ぐことになっているかもしれません。自分には罪の意識が無くとも蓋を開ければ自分も犯罪者。
みたいなことにならないように、リサイクルショップなどを利用する場合は、三大防犯義務を果たしている信用できるリサイクルショップなどを利用するようにしましょう。